チュートリアル

nm譜面の読み方

nm譜面は、通常の五線譜の音の高さと音の長さが読み取れた状態で表示されている鍵盤楽器用の譜面です。
五線譜が正しく読めているかどうかをチェックすることに使えますが、次のようにnm譜面でピアノで譜面を読んでいく楽しさとその技術を習得していくことができるでしょう。

基礎

  • nとmが黒い鍵盤の2つのグループを表します。
  • 白い鍵盤はnやmの間、黒い鍵盤はnやmの上で表されます。
  • つまり、nでドからミまで、mでファからシを表します。

 
 
 

  • まんなかのドがあるnは少し高い図形で表示されています。
  • それぞれのオクターブの位置を鍵盤で確認しましょう。
  • ★は左手、◆は右手を表します。
  • |は鍵盤を押さえたまま、Xは鍵盤から指を離す状態を表します。
  • 横線ごとに上から順に読んでいきます。

 
 
 

読み取る手順

次のような手順をステップごとに繰り返すことで、譜面を読み取る機械になったつもりで弾いていきます。

  1. ステップごとに押さえる鍵盤を左から読み取って、鍵盤の上に指をセットする。
  2. 正確に全部の音がセットできたら、鍵盤を押さえると同時に次のステップをすぐに読み取る。

上の譜面はバッハのインヴェンションの第1番の一部です。

 
 
 

効 果

nm譜面は誰でも見てそのまま鍵盤楽器を弾ける譜面です。

nm譜面の難易度に調の違いは関係ないので、幼児や初心者向けの教材においても黒鍵を多く使う曲を扱うことができます。

また、nm譜面を1ステップずつ正確に読み取りながら弾く「目と脳と手の連携動作」は、通常の五線譜を見ながら演奏するための基礎訓練にもなっています。五線譜学習の導入教材として活用できるでしょう。

上の譜面はバッハのコラール(BWV 2)の一部です。

 
 
 

上達のポイント

  • 上からステップごとに読み取っていき、その場での間違いを直す以外に後戻りして弾き直ししない。
  • 視線は譜面から離さず、鍵盤をなるべく見ないようにする。
  • 早く読むことより、絶対に間違えないことに重点を置いて、十分にゆっくりと読み進める。
  • リラックスして視界を広く保つ。
  • 音や指の動きを覚えようとせず、緊張しない状態でゆっくりと読み進める。
  • 「どの指で押さえるか」を気にせず「どの鍵盤を押さえるか」というイメージを強く意識する。

 
 
 

はじめはただの積み木遊びだった。
でもある日、音楽が明確に聞こえるようになった。